クラレ、3月期連結は2期連続で増収増益～化成品·樹脂が牽引

摘要

クラレの2004年3月期連結決算は、好調な化成品·樹脂事業が牽引役になって売上高は前期比3.0％増の3,321億円、営業利益は11.4％増の280億円、経常利益は9.7％増の246億円と2期連続の増収増益となった。 当期純利益は固定資産売却益（40億円）を特別利益に、構造改善費用（50億円）を特別損失に針上した結果、88.6％増の152億円と大幅増益。 営業利益と当期純利益については過去最高を記録した。 今期業績は化成品·樹脂事業の拡大推進などで引き続き増収増益を予想しており、経常利益段階での過去最高専新を目指す。