昭和電工、酢酸の今年1Q輸出価格は＄50高の＄885を予定

摘要

昭和電工は、酢酸の今年第1四半期輸出価格を前期比トン当たり50ドル高の885ドルにすることを決め、近く需要家との交渉に入る。 需給のタイト化と原料メタノール価格の高騰が背景で、4月前半に決着する見通し。 これに対し昨年第4四半期の価格は前期比40ドル高の835ドルで決着Lた。 酢酸のアジア需給は、酢酸ビニル、PTA（高純度テレフタル酸）、酢酸エステル向けを中心に需要が年率5％のペースで伸長しているうえ、プラントトラブルによる供給減も重なり、極めてひっ迫している。