日米欧のエチレン原料消費、米のナフサ依存2割超でLPGを逆転

摘要

日本·米国·西欧のエチレン原料消費動向に変化が出てきた。3地域の特徴が大きく変わったわけではないが、各種原料の2004年消費比率を見ると、日本や西欧ではナフサ依存度がやや下がり、米国では反対に上昇して2割を突彼、LPG（液化石油ガス）が2割を切ってポジションが入れ替わった。 西欧ではガスオイル（粗製灯軽油）のシェアが急上昇して重質NGL（天然ガソリン＝コンデンセート）のポジションと入れ替わっている。