台プラ集団、台塑石化の好調続〈も御三家の営業利益は2～3割減

摘要

台湾プラスチックグループ主力4社の2005年上半期（1～6月期）業績に明らかな変調が現れている。 大型の石油精製·エチレンセンターを運営する台塑石化が引き続いて大幅な増収増益決算となったのに対し、親会社の台プラ御三家が揃って営業利益段階のみ2～3割のマイナスに転じた。 川上製品ほど好調という石化業界の構図を反映しているが、3社とも営業外利益の大幅な増加が目立っている。