2012年のセンター／誘導品別エチレン需給、生産7％減．消費6％減－域内消費増加は前年定修の三菱化学とトラブルの東燃化学－

摘要

小社調べによる2012年の各センター内エチレン需給動向は、生産量で前年比7％減（化学工業統計では8％減）、消費量では6％減（需給バランス計算では国内消費10％減）と、統計値ほどの落ち込みには至らなかった。このうち生産·消費ともに増加したのは、前年に複数の定修があった三菱化学と設備トラブルのあった東燃化学で、他社は定修年に当たったり、需要低迷の煽りを受けたりして生産·消費ともに低調だった。