三井化学、シンガポールで「エポリュー」30万t新設～現地に新会社－グループのLL総能力60万トンに倍増／グローバル展開加速－

摘要

三井化学のポリオレフイン事業子会社であるプライムポリマー（三井化学65％／出光興産35％出資）は、シンガポールでメタロセン触媒によるHAO（ハイヤーαオレフィン）－LLDPE（直鎖状低密度ポリエチレン）「ェポリュー」の製造設備新設を正式決定した。新設備の立地は同国ジュロン島で、年産能力は30万トン。2013年6月の着工、2014年12月の完工を予定しており、2015年春からの商業運転開始を目指す。すでにエポリューの事業会社を現地に設立済みで、同製品のグローバル展開を一層加速したい考え。