ABS樹脂、2007年内需は0.9％増の36.9万tに～工業会が中期予測－輪出1.9％減で総需要は前年並みの54.6万t／2009年まで微減－

摘要

日本ABS樹脂工業会はABS樹脂の2007～2009年の中期需要予測をまとめた。 それによると、2007年内需（輸入含む）は車両用途や雑貨用途の引き続く堅調により36万8,900トンと前年比0．9％増加する見通しとなった。 一方、中国向けを中心とする輸出は17万7,000トンと1.9％減少し、総需要は54万5,900トンと前年並みにとどまりそう。 2007～2009年の年平均増減率は内需が0.1％減少、輸出が1.2％減少、総需要は0.5％減少の予測となった。