中国の汎用樹脂市場、台湾·タイ·シンガポールがシェアを拡大－韓国が引き続きトップを維持／PEでサウジアラビアが躍進－

摘要

中国における合成樹脂の輸出シェア争いが激しさを増している。 海関統計（貿易統計）の1995年から2001年までの推移を見ると、5大汎用樹脂合計の中国向け輸出量は韓国がトツプの座を守り続けているものの、近年はプラントの新増設で供給余力が増大した台湾やタィ、シンガポール、サウジアラビアなどが急速にシェアを拡大しており、特に台湾韓国に肉薄するところまで迫ってきている。