カネカ／NEDO、ヘテロ接合結晶シリコン太陽電池で変換効率25.1％

摘要

カネカは、NEDOプロジェクトの成果をもとに、両面電極型ヘテロ接合結晶シリコン太陽電池として世界最高となるセル変換効率25．1％を、実用サイズである5インチのセルサイズ（152cm~22）で達成した。大面積と高効率の両立により、発電コストを低減した高効率結晶シリコン太陽電池の実用化を促進できる。カネカは今回の成果の一部を活用し、既存設備を改造して今年度中に銅電極ヘテロ接合結晶シリコン太陽電池のパイロットスケールの生産体制を構築、販売を開始する。また、2020年にkWhあたり14円、2030年に同7円の発電コストを目指し、引き続き開発を行う。