東燃ゼネ石、市原火力発電合同会社を設立／東電の火力電源を落札

摘要

東燃ゼネラル石油と関電エネルギーソリューション（Kenes）は、東燃ゼネラル千葉工場内における石炭火力発電所プロジェクトの事業化の一環として、市原火力発電合同会社（折半出資、資本金は1億円）を設立した。また両社は、東京電力の平成26年度火力電源入札に応札し、2015年8月31日に落札した。発電規模は約100万kWで、環境アセスメントと建設にそれぞれ4～5年を費やし、運転開始時期は2024年を予定している。今後は東京電力と電力受給契約等に関する協議を進め、発電した一部の電力を東京電力に売電することも検討しているが、千葉工場での自家消費や東京電力以外への販売も行う。