構造用プラスチック成形品の実践的な試験法(第２回)試験法のアプローチ編(その2)

摘要

信頼性の高い成形品設計を，製品のコストパフォーマンスを充足させながら効果的に行うには，当該製品に要求される多岐にわたる諸条件を一気に織り込hだ部品試験から手掛けるのは，労が多いでけでなく得られる結果の信頼性も甘くなることがしばしば経験される。 信頼性試験の基本は「手順がある」ことである。 すなわち，図1に示すように，三段跳びになぞらえて"3つのステップに大別して，それらステップを追うように実施するとよい。