学会大賞に木村翔、桐島真次郎の2氏--2012年度日本建築学会賞　構造計画研究所などが三次元免震システムで技術賞

摘要

日本建築学会（和田章会長）は4月12日、2012年度日本建築学会賞を発表、大賞に「建築音響工学の研究·教育とその発展に対する貢献」で名誉会貞の木村翔（日本大名誉教授）、「わが国の西洋建築史学に関する研究·教育および建築評論に対する多大の貢献」で終身正会員の網島真次郎（東京都立大名誉教書受）の2氏が受賞した。学会賞（論文）は川口健一·東京大教授、緑川光正·北海道大教授ら9氏、学会賞（作品）は「豊島美術館」、「真壁伝承館」の2作品、学会賞（技術）は「三次元免震システムの開発と集合住宅への適用」、学会賞（業績）は「三菱一号館復元と文化交流拠点の構築」など5件、教育費5件、奨励賞15件、作品選奨12件、文化賞3件も決定した。学会賞のうち論文、作品、技術、業績各賞の表彰業績、受賞者は次の通り。