(T001_1)高速·ロバストを実現する工業応用のための高度画像処理技術～効果的な特徴量に基づくパターン検出とパターン識別～

摘要

対象物の状況を非接触で正確に計測し，モニタリングする技術の代表例が画像センシング技術である．一方，近年では新しいイメージングデバイスとして，ミリ波センサ，TOF（Time of Flight）センサ，テラヘルツイメージング，多波長センサ，合成開口レーダなど，多様な多次元センシング技術が開発され，普及の兆しを見せている．これらのセンサ出力は，距離や波長など従来の画像とは異なる性質の情報を提供しているため，情報処理手法としても従来の一般的な画像処理アルゴリズムの適用では不十分であり，最近はこのような新しいセンサのための新しいアルゴリズム体系の構築に高い関心が集まっている[1‐3]．