［金型の未来を拓く技術者たち］：3次元データの有効活用で金型設計、製造の大幅なコストダウンを目指す

摘要

トヨタグループを中心にドアのヒンジサイド、ルーフサイドインナー、フロントピラー、センターピラーなどのプレス金型を供給する高津製作所。これらの金型から生みだされる部品はカローラ、クラウン、カムリ、レクサスISなどの車種に採用されている。同社は、2010年から設計·加工に関する情報の一元管理や金型製造のリードタイム短縮、コスト削減を目指し、3次元データ活用による図面レス化を開始した。今回はこの取組みの中心となったP事業部機械課NC係長の西塔司さh、同課の後藤浩一さh、設計課係長の山田博さhにその内容と今後の展望を聞いた。