加工ミスをしにくい環境整備や高い研磨技術を武器に精度と量産性を両立させる金型を製作

摘要

各種精密金型の設計·製作やダイカスト部品の量産を手がける三晶技研。プラスチック金型とダイカスト金型の両方にノウハウをもち、グループ会社である三晶MECとの連携で、金型設計·製作から部品量産、アセンブリ、アセンブリに必要な自動機の製造まで可能な体制を整えている（図1）。近年、車載用コネクターや自動車の機構部品など自動車関連の仕事が増えたことで、より高精度で量産性に優れた金型が求められるようになった。そうした中、同社ではできるだけ放電加工機を使わない「研磨主体」の金型づくりを推進。加工ミスを防ぐ工夫も取り入れ、顧客ニーズを満たす金型を提供している。