INTERVIEW モノづくり革新の旗手たち 87 三原寛人氏 ソリューション志向の事業を展開し自動車部品の高付加価値化を目指す

摘要

昭芝製作所は、戦後間もない1946年（昭和21年）に東京練馬で産声を上げた。持ち前の深絞り技術を足がかりに自動車部品産業で頭角を現し右肩上がりに成長を遂げてきた。その成長を支えた秘訣は製品の高付加価値化。プレス部品のみならず前後工程まで含めたトータルソリューションで勝負する戦略だ。新型コロナが世界の製造業を脅かすなか、2013年から同社の指揮を執る三原寛人氏に現在の自動車部品産業の状況と同社の付加価値戦略について聞いた。