(13759)低炭素社会のニーズを捕捉、拡大

摘要

08年のリーマンショックによる需要減少から自動車産業が回復し、建産機の需要回復も明瞭になってきたと現状を認識。中国·アジアの回復ぶりは顕著だが、それ以前と以降とでユーザーの調達スタンスが変わったという。「世界グローバルに視点を移しての調達は、成長が一辺倒でないこと、基軸をどこに置くかといったことを考えさせる。製鋼·圧延で海外進出するほどのマスボリュームはないが、周辺加工や物流ロジステックスの部分で現地を意識した展開が必要。どこにニーズがあるか、よくウォッチして対応しなければならない」と言う。国内流通については「厳しい競争が続くが、特殊鋼は機能材料なので知識と情報がなければ売れない。その重要な機能を流通は担っている」と高い存在価値に敬意を払う。