20年度は袖ケ浦工場の安定稼働やゴマ油拡販に注力中計で変革と挑戦により新たな価値創造をめざす

摘要

かどや製油は6月5日，WEB上で「2020年3 月期決算説明会」を開催した。 2020年3月期の連結業績は，売上高337億8,100 万円（前年比1.7%減),営業利益32億5,500万円 (同22.5%減)，経常利益34億6,200万円（同21.8% 減），当期純利益25億5,200万円（同13.4%減） で減収減益となった。 カテゴリ一別では，ゴマ油の売り上げは，前年 比2.3%減少した。家庭用は19年7月から販促費 を抑制して実質的な値上げを行った結果，販売数 量7.4%減，販売価格0.3%減となった。業務用は 前期2月から値上げにより，販売数量6.5%減少し たものの，販売価格は4.9%増加した。輸出は10 月から値上げを行ったが，北米および欧州向けの 新規顧客の開拓で販売数量7.1%増，販売価格 4.4%増と伸長した。一方，食品ゴマの売り上げ は，家庭用の伸長などにより0.5%と微増。