社員の能力アップが成長の原動力油脂の主力ミニローリーも着実に前進

摘要

昭和産業の業績が好調。 昭和イズム中期経営計画が浸透し，前倒して利益目標を達成の見込み。 昭和産業は2月9日，恒例の記者懇談会を開催し，経営方針などを明らかにした。 福井茂雄社長は「昨年から食品業界においては消費低迷という難しい問題が生じており，少子高齢化という近い未来に起こる難しいことと合わせて，食品産業としていろhな形で対応していかなければいけない」と食品業界全体が直面する難問に触れ，昨年の主要穀物相場が値上がりする中で価格改定を進めたが，「今年も下げの穀物相場の中で適正な製品価格の対応をどのようにしていくかが重要なテーマになっており，製品価格と原料価格の適正値ということを考えると，少なくとも現状を維持して行くことが必要だと考えている」と語った。