10～12月は800～1,000円下げで需給調整へ需要は安定も油分低下により在庫が増加

摘要

ナタネミールは，大豆ミールに対して7割程度の価格設定を行うことで，近年は安定した需要を形成している。ただ，輸入が皆無に近く，ほとhど全量を国内生産量だけで需要を満たす必要があるため，搾油量や歩留まり，配合割合の多少の変化で，需給が上下に振れやすい原料となっている。 大豆ミ—ル商談の終盤に始まつた10～12月のナタネミール商談は，通常より遅れて9月24日頃から商談が本格化し，27日に決着した。平均価格(弊誌推定）は前期比800～1,000円下げの3万4,000円台半ばとみられる。