WTI続落後、イラン材料に急騰70ドルまで下降後、反発

摘要

8月16日から22日の原油市況は、前半はプルドーベイ油田の一部操業再開、米原油在庫が平年を上回り70ドル手前まで下落後、ポジション調整で反発した。 後半は、イランが国連安保理の包括案を受入れないとの見方から、急上昇した。 16日のNYMEX WTIは、EIAの在庫統計で、原油が前週比160万バレル減少したものの、夏場の需要ピークを過ぎたこと、アラスカ州のプルドーベイ油田の一部操業再開、中東情勢が緩和したことなどから、供給懸念が払拭されて売り優勢となり、続落した。