WTI3カ月ぶりに100ドル割れサルコジ大統領落選など欧州財政再建に陰

摘要

4月25日～5月8日のWTIは、前半には好調な米国の経済指標を手掛かりに上げ基調で推移したものの、後半には米国経済の陰りや原油在庫の増加ほか、フランスやギリシャの選挙結果を受けて欧州の財政懸念が浮上し、3カ月ぶりに100ドル台を割り込hだ。核開発疑惑を巡るイランと西側諸国の関係は依然燻ってはいるが、緊張緩和の傾向にあり、原油価格は経済ニュースに敏感に反応している。