月岡会長胆振東部地震で万全な安定供給「満タン＆灯油プラス1缶運動」積極的に推進

摘要

石油連盟は9月20日、2018年9月度の定例会見を開催した。会見では、月岡 隆会長が、9月初句に発生した台風21号と北海道胆振東部地震の2つの災害での 石油業界の被災等について、コメントした。まず、月岡会長は、4日に関西地方を 中心として、強風で被害が拡大した台風21号、その2日後である6日に最大震度 7の強震に見舞われた平成30年北海道胆振東部地震での被災者へのお見舞いを述 べた。その後、月岡会長は、9月に発生した2つの災害による石油製品供給への支 障について触れ、台風21号については概ね問題がなかったものの、北海道胆振東 部地震では、出光興産の北海道製油所が自動停止し、一時的に配送が滞る状況とな り、被災地の道民に影響を与えたことを陳謝した。月岡会長は、現在、石連加盟各 社の道内の石油製品の供給体制が通常通りとなり、道民の生活を支えるためにも、 万全な安定供給体制を継続しているとコメント。月岡会長は、2018年の自然災害 の頻発に対して、想定していないリスクが発生したことを強調。石油業界は、引き 続き、強靭化対策のための取組みを高めていかなければならないとコメントした。