経常利益最高の七九億円九州石油、3月期中間決算

摘要

九州石油は19日、平成16年度中間決算を発表した。 販売数量は四七六万二千klで前年同期比一·六％増加、売上高は二、一九〇億六千万円で同三二九億四千万円、一七·七％増、経常利益七九億二千万円、前年同期比八七億一千万円増加した。 中間配当は一株につき三円（前年同期三円）を実施する。 九州石油の3月期中間決算によると、売上高は販発数量の増加に加え販売価格の大幅上昇で前年同期三二九億増の二、一九一億円となった。損益面では、精製コスト上昇等のマイナス要因があったものの、化学品等の販売マージンの改善、販管費の減少に加え、棚卸資産の総平均法による在庫評価六一億円程度の影響により売上原価が大幅に押し下げられ、経常利益は前年同期比八七億円増の七九億円となった。経常利益を部門別にみると石油が三八億円、石化三九億円、IPP三億円程度。