寒気弱く、冬型の気圧配置長続きしない気象庁3力月予報、暖冬予想は変わらず

摘要

気象庁がまとめた、12月から来年2月までの3力月予報によると、この間は寒気の南下が弱く、冬型の気圧配置が長続きしないため、気温は平年並みか高いと予想しているほか、寒冷地での降雪量も平年並みか少ないと予想している。ここ数週間は気温の変動が大きく、北日本や東日本では灯油需要が喚起されているが、気象庁の予報では依然として暖冬予想が続いているため、石油業界内からは高気温による灯油需要の低迷に備えて、数量よりもマージンを確保していく必要があるとの指摘もある。