ガソリン2.6％増、前年の反動と行楽需要で4月上旬販売動向、遅咲きの桜も追い風に

摘要

本紙推計による石油元売各社の4月上旬（10日現在）の販売動向によると、ガソリンは前年同期比102.6％と前年を上回る出足となった。4月上旬のガソリン販売は、桜の開花が昨年より遅く、開花後も気温が低い日が続いたことから行楽需要が喚起され、大幅な増加となった。昨年は開花が早く関東では3月末までに花見シーズンが終了していた。