Dockerのコンテナ技術を採用するPaaSを越えた企業向けシステム基盤

摘要

DockerはLinuxのコンテナ技術として紹介されることが多いが、実際にはOSやミドルウエアの必要なシステムライブラリを含むアプリケーションの動作環境をイメージ化し、コンテナ環境で動作させることのできるアプリケーションの仮想化技術の一つである。「Docker化されたアプリケーションは、特定のOSやクラウドに依存することなく動作できるため、真の意味でのクラウドネイティブなアプリケーションとなります」とRed Hat Enterprise Linux（RHEL）の提供元として知られるレッドハットの岡下浩明氏は説明する。