日本触媒、中国の子会社、日触化工が生産するおむつ用SAP（高吸水性樹脂）の新プラントを増設、生産能力を2倍に強化

摘要

日本触媒はおむつに使われるSAP（高吸水性樹脂）を中国で増産する。約40億円を投じ、江蘇省にある生産拠点に新プラントを増設して2014年7月に稼働させる予定。中国での生産能力は現在の2倍の6万トンとなる。中国ではおむつ利用が急拡大しており、主要原料であるSAPの需要増に対応する方針を固めたものである。SAPの新プラントは、100％出資の現地子会社である日蝕化工が運営するも年産能力は3万トン、すべて中国内の顧客向けに供給する。