LPガスバルクローリ代替車問題統一見解間近も運用まで道程長く

摘要

LPガスバルクローリの再検査問題の解決に向け、業界の見解が近くまとまる可能性が出てきた。 最も注目された代替車問題は①貨物自動車関連規制どおり、営業車用は同種車間、自家用も同車種間での代替草しか認められないため業界はこれを厳守する②ただし、液石法上の車庫移動は各都道府県で円滑に手続きしてもらい代替車両の運用を実態上し易くする③将来的には「2人乗車」（容器点検·保安業務の再委託禁止による）の規制を緩和してもらう―方向で意見統一が図られている模様。 ただし、全卸協で見解をまとめた後、日団協としての要望作成、LPガス保安課提出という手続が残っているため、再検査数量が増加する4～6月の上期ピークには間に合いそうにない。 ガス業者としても適正な受検期間を確保する上でも早期決着が望まれるところ。