石油は国益を左右する基幹産業－天坊会長、総合エネルギー産業を目指す－

摘要

天坊石油連盟会長は、5日の賀詞交換会で、国益という観点から、と前置きして①石油は経済を支える基幹エネルギーであり、安定供給確保に向けた取り組みを強化すべきである、②設備能力の削減が進むが、今後は製油所の閉鎖を伴うため国の安全保障との観点から政府も真剣に検討すべきである、③石油税の増税が決まったが、多重多段階な複雑な税制を整理して消費税に一本化すべきである、④排出量取引制度の導入は絶対反対である、と語った。