C重油の大幅減版で白油化進む-重質油分解増強が設備処理を促す-

摘要

石油統計速報によると、09年度の燃料油販売は2億キロリツトルを割り1億9493万キロリツトルで前年に比べて3％減となった。うち、C重油は1639万キロリツトルで約30％減、A重油は、ほぼ同量の1604万キロリツトルで10％の減となっている。重油計では3243万キロリツトルで862万キロリツトル減（21％減）となり、A重油とC重油の燃料油に占める構成比は各8％でジェットを除くと一番低い。