嘻性大腸炎に対する最新の内視鏡診断拡大内視鏡，超拡大内視鏡，カプセル内視鏡

摘要

潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis ： UC)患者の診 療における内視鏡の役割は，初診時の診断， 治療効果判定，炎症のモニタリング，大腸癌の サーベイランスなど非常に重要である.とくに近 年，内視鏡的な粘膜治癒力噴期予後に関与してい るといわれており，内視鏡診断の重要性がさら に増加している.UCにおける粘膜治癒判定には 通常内視鏡を用いることが一般的である.