がh予防·検診研究センターの活動

摘要

がh患者数,がh死亡数の増加が大きな社会問題となりつつあるわが国において,がh発生を抑制するための予防研究を推し進め,同時に早期発見,早期治療による治癒をよりいっそう可能とするあらたながh検診方法の開発と普及が急務となっている.その実現をはかるため,国立がhセンターでは創立以来の実績を踏まえ, 2004年2月2日,国立の施設としてはわが国はじめての検診,検診技術開発,予防研究および情報発信などの機能を備えたがh予防·検診研究センター(以下,予検センター)をあらたに設立した.