Comprehensive Therapeutic Strategy of Atnal Fibrillation(心房細動の集学的治療戦略)

摘要

現在,我々が治療方針策定の際に基本として取り上げるAFFIRMとRACEは"治療方針"の比較が試験の目的であり,かならずしも"治療"そのものを比較したわけではない.主要エンドポイントの発生率はリズムコントロールとレートコントロールで差はなかったが,層別解析の結果から臨床上重要な情報も得られつつある.QOLはとくに有症候性の例で,洞調律群のほうがよかった.