自験例として複雑性

摘要

プライマリ?ケアの現場で診療を行っていると，その根拠となるェビデンスはsecondary careやtertiary careから得られた知見が多くを占めていることに気づく.し力、し，プライマ リ-ケア医として診療を行ううえでは，その知見だけでは足りない部分が存在し，そこのギヤッ プを埋めていくのは，プライマリ?ケア医の責務の1つと感じている.プライマリ?ケア医の臨 床研究へのかかわりには各個人や時期でさまざまなレベルが存在してよいと思うが，臨床研究に 関する知識ゃノゥハウは実臨床へも転化できる可能性があるため，少なくとも臨床研究に対して 拒否的ではない方がプライマリ?ケア医としての能力向上に寄与していくと考えられる.