先生の臨床入門

摘要

幸せにもティァニー先生のケースカンファレンスへ幾度となく参加し, ケースプレゼンテーションもさせていただくことができた.そhな自分が回を重ねていくうちに，その真の魅力として感じはじめていることがある.「鑑別診断学の神様」として名高いティアニー先生のすごさを皆で語ると，"網羅的な鑑別疾患"や"稀な疾患の知識"となることがやはり多い.しかし，それは真の魅力ではないのであろうと….ティア二一先生のすごさは，鑑別疾患を網羅的に挙げるマシーンとしてのすごさ，重箱の隅まで行き届いたサイボーグのような知識量，そhなものでは全くないと回を重ねるごとに感じている自分がある.