抗PD-1抗体の泌尿器科疾患，消化器疾患への応用

摘要

抗PD-1抗体の抗腫瘍効果は，悪性黒色腫や肺がhに続いて腎がh，そして胃がhにおいても有効性が観察されるようになり，これらがh種を主要標的臓器とした多くの臨床試験が世界各地で実施されている.世界で先行する二ボルマブ（MDX-1106， ONO-4538)と，ペンプロリズマブ（MK-3475)やビジリズマブ（CT-011)の開発 競争が行われている.