抗PD-1抗体の婦人科がhへの応用

摘要

婦人科がhでは，子宮頸がh，子宮体がh，卵巣がhの順に罹患数が多く，外陰がhや膣がhなどは比較的まれである.特に卵巣がhは婦人科がhの中で最も予後が悪 く，新たな治療開発が求められている.当科では卵巣がhに対し，腫瘍免疫学的視点に基づいた新しい治療として抗PD-1抗体を用いた医師主導第n相治験を行い，有効性と安全性を評価した.その実現に向けた過程および今後の展望，さらに他の婦人科がhへの治療応用の有用性について概説する.