難聴児の診断と治療 新生児聴覚スクリー＝ング，補聴器，人工内耳

摘要

難聴には伝音性難聴，感音性難聴，神経性難聴，中枢性難聴がある，先天性難聴の早期スクリーニンヴにより，早期聴能訓練を行うことで，聴覚と言語を高いレベルで獲得させようとする世界的な流れがあり，わが国でも厚生労働省がパイロット事業を開始している．補聴器は，乳幼児では，ベビー型，耳掛型，箱型，骨導型が難聴の程度と年齢に応じて使われる．もし補聴器の効果が乏しい場合は人工内耳の適用となる．手術年齢は2歳からすすめられる．