質のよい、医療の成果を生むための歩み寄り

摘要

医療の中では初めて回復期リハビリテーション病棟に成果主義が取り入れられ，日常生活動作（ADL）の改善が得られなければ診療報酬が下がる仕組みとなった．また2010年4月からは365日リハビリテーションや高頻度リハビリテーションに対して加算が取り入れられ，ますますリハビリテーション医療に高い質が求められるようになった．医療における成果とは病気を治すことであろう．しかし病気の中にはもちろh完治させることが出来ない病気があり，進行するものや後遺症が残るものも多くある．その結果，患者には身体的な効果以外に精神的にも大きな変化が生じていると思われる．