胃切除後再建/2.幽門側胃切除b.幽門側胃切除術後再建Roux-en-Y ：beta再建

摘要

当科では，1999年1月より腹腔鏡補助下幽門 側胃切除術 (laparoscopy - assisted distal gastrectomy ；LADG)を導入し，当初はBillroth-I法（B-I)再建を行っていたが，2003年3月 からはRoux-en-Y (R-Y)再建（結腸前，順蠕 動）を第一選択としてきた。2008年12月からは 完全腹腔鏡下幽門側胃切除術（totally laparoscopic distal gastrectomy ；TLDG)に移行して いる。当科のR-Y再建の特徴は，腹腔鏡下での手縫 い縫合による揷入口の閉鎖が必要ない点にある。 われわれはこの再建法をその完成形からbeta再建と 名付けた。