産業資材事業が18％増収:コンペヤベルトの輸出が大幅伸長

摘要

ブリヂストンの龍頭保夫常務執行役員化工品事業管掌に、化工品事業の業績状況や12年度の業績計画、今後の事業戦略についてインタビューした。化工品事業全体では前期比97％と若干の減収となりました。なかでも化工品事業売上高の約3割を占める直需部門は、東日本大震災やタイ洪水による自動車減産の影響を大きく受けました。一般的にタイヤはリプレイス需要がありますが、防振ゴムやシートパッドなどの直需製品は新車用の需要だけなので、自動車の減産が直接業績に影響します。売上高は同87％で利益も減少しました。