本格回複は来春以降：開発の手を緩めず 要求に応える

摘要

ゴム工場向け機械設備の販売が低迷している。ゴム大手や中堅メーカーが設備投資を強く抑えているためだ。今回、ゴムINJ大手の松田製作所大熊和夫社長に、INJの受注見通しや中国·上海での生産開始などについて聞いた。-ゴムINJの受注情勢は。「依然として低迷している。9月頃から少し動きは出てきたが本格回復にはほど遠い。とれはゴムINJだけの話ではなく、ゴム混練機械やゴムプレス、ゴム押出機など、ゴム機械全般に言える。当社もそうだが機械メーカーの多くは雇用調整助成金などを受け我慢している状態だ」。