普電工·猪熊会長「需要見通し堅調」

摘要

普通鋼電炉工業会（会長＝猪熊研二·合同製鉄社長）は6日、会長副会長会議を開き、その後に会見した猪熊会長は「静かな1ヶ月だった。 鉄スダラップにも製品にも先月から大きな動きは出ていない」などと話し、「今年は珍しく静かなスターツ－トを切った」などと現況を語った猪熊会長は「2005年暦年の生産実績が出たが、普通鋼電炉のシェアは18.5％に落ち、この5年ほど連続して低下している。 小棒の生産量も3年連続で減っており、生産量に関する数字自体は良くない。 だが、2005年度の建設投資は前年度比0.1％増と9年ぶりのプラスに転じる見通しで、建築着工床面積も2005年には鉄筋造が前年比18％増加するなど、需要を見ると比較的良い数字が出ている。 今年は需要はそこそこあるとみられ、とりわけ鉄筋に関しては生産量も底を打つかもしれない」との見方を示した。