第5回低サイクル疲労国際会議 (Fifth International Conference on Low Cycle Fatigue) に出席して

摘要

ドイツ材料学会（DVM）の主催で標記会議が2003年9日9～11日，ドイツベルリン市で開催された。 著者もそれに参加する好機に恵まれた．　 この会議は，伝統的にドイツで開催されており，今回は，23カ乱約200人の研究者が参加した。 日本からは約10名の方々が参加された．多すぎず少なすぎず，かつ，Close communicationをするには最も良いと感じる大きさの会議であった。 また，参加国にも偏りはなく，世界中で必要とされている課題を扱った会議と改めて感じた．ある意味で残念だったのは。 米国からの研究発表が全くなかったことである（参加者はあった）。 各国からの参加者の数字は，研究資金確保，配分，課題の緊急度等のお国事情を反映しているようであり，興味深い数字であった。