第3回「開花、結実（1）」

摘要

キュウリは、受精しなくても果実が大きくなる蓋果の性質が強いので、早期から連続雌花節になることが好ましいことはいうまでもない。 現在では、育種によって節成性の高い品種が育成されているが、混性型品種や混性．雄性型品種が主流を占めていた頃には、雌花数を増やす技術の開発のために多くの研究が行われた。 これらについて振り返っておくことも、意義のあることと思われる。