多機能性新規ペリー「オピルピー八」

摘要

オビルピーハとは、シベリア特産の植物 Hippophae rhamnoides L.のロシア名oblepikhaのことである。 英名はsea buckthorn、ドイツ名はSanddom、中国名では沙刺（サージ）と呼ばれている。 ダミ科の植物で、中国からヨーロッパまでユーラシア大陸のほほ中央部に自生している叢生状の搬木である。ダミのように小さな果実を着けるが、栽培されることはなかったよう思われる。 シベリアは原産地からはるかに離れ、冬はマイナス50°Cにも下がる極寒の地であるが、シベリアの中心都市ノボシビルスク市にあるロシア科学アカデミー、シベリア支部の剛胞学遺伝学研究所において、虻界で初めて栽培品種の育成と健康食品、保健薬、医薬品の開発がなされてきた。 品種改良は1959年に始められたに過ぎないが、今日では優れた改良品種が育成されている。 いくつかあるオビルピーハの品種名がロシア風の名前であるのはこのような理由による。 今では、ノボシビルスクの南方にあるアルタイ山脈の北山盈一帯は世界一の産地に成長している。