エンドウの高品質、安定生産のポイソト連作障害の軽減を目指す実エンドウの栽培技術

摘要

和歌山県におけるエンドウ生産面積は、384haと全国3位であり、県特産野菜の重要な品目となっている。 特に、施設野菜の中では県内1位の面積を占めている。 そのうち、未成熟の実を可食部とする実エンドウ　 （写真1）が84％と大部分である。 主産地は、県中部に位置する日高地域の海岸地帯を中心に形成されている。エンドウは、連作障害が強く現れる作物の一つである。 しかし、県内では経営面積の制約から連作を行っている農家が多い。 今回、連作障害対策のほか県内における作型と栽培のポイントについて紹介する。