アスパラガスの生理生巷と栽培技術

摘要

アスパラガスの食用部である若茎は、一般に二十数Cmに切り揃えて出荷されている。 夏季の若茎は1日14Cmも伸びるという調査結果もあり、タケノコの一種であるマダケの1日121Cmには及ばないものの極めて生長が速い。 生理活性の高い若い芽が食用に供されるため、収穫後の鮮度低下が速く、流通時の鮮度保持技術の開発が商品力保持で有効である。このことは、第3回の流通と販売状況の報告でも明らかにされている。