熟練した農家の視線を測定し農業技術継承マニュアルに活かす

摘要

農家の高齢化と後継者不足により、近い将来、熟練した農家が持つ技術が受け継がれることなく失われるのではないかと心配されている。7月号で紹介した展業支援システムのriFarmJを開発した、香川高等専門学校電気情報工学科の村上幸I准教授らの研究グル.1プは、情報通信技術(ICT)を活用して効果的な農作業技術継承マニュアルを作ろうとしている。省が実施した調査により農業従事者の平均年齢は^.1歳に達していることが明らかになった。このまま後継者に技術が受け継がれなければ、早晚、優れた農業技術は失われていくに違いない。そこで、香川高等専門学校電気情報工学科の村上幸一准教授(写真1)らの研究グル—プは、ICTを活用した農作業技術の継承マ二ュアルの制作に取り組hでいる。村上准教授がこ、つ説明する。